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【物語シリーズ】終物語5話「そだちロスト其の貮」感想など [アニメ・漫画]

終物語第五話
そだちロスト其の貮




なんていうか、重い回でしたね。

さて、前回は育ちゃんの家に
羽川と阿良々木くんが到着したところで
話が終っていたので
今回はおうちに入れてもらってからの話


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とはいえ、
ここから阿良々木くんの昔語りが始まる

児童老倉と児童阿良々木くんの話

まあ、警察官の両親がどこからか
児童虐待老倉を預かってきたらしい。

しかし小6の時、短い期間でも
一緒に住んでた子の事を忘れますかね?
中学で再開、ひと夏を過ごし
高校1年でクラスメイトになる。

どうして、完全に忘れているのか。
老倉育の事を、阿良々木は。


これだけでも、育ちゃんが阿良々木を
嫌う理由、中学の夏に助けを求めたくなる
理由に十分なると思います。


そして老倉と対面。現実に戻ります。
阿良々木くんの名前を噛む老倉がかわいい
そして更に阿良々木くんの名前のせいに
仕様として更に噛む育ちゃんかわいい

文字で読んでた時より断然かわいい

そういえば、気づきました?
私、原作読んでたにもかかわらず
気づかなかったというか育ちゃんに
気を取られてたのですが(笑)

戦場ヶ原に殴られて腫れてる育ちゃんの
右頬(あれ?ガハラさんって右手で
殴ってなかったっけ?きのせい?)を
阿良々木くんの血液で
不死身の怪異の治癒力で治すために、
阿良々木くんが育ちゃんの腫れた頬に
触れるスキを作るために、
阿良々木くんのアイコンタクトが空振る
速さで羽川が育ちゃんの気を引く動作を
するというこの連携プレー。

一瞬過ぎて見逃しました(笑)


それよりも、阿良々木くんに
頬を触られて動揺する育ちゃんが
かわいすぎる


しっかし翼さんどんだけ超人なんですかね
ヘロヘロパンチしかできない育ちゃん
とはいえ、阿良々木くんに向けて投げた
ティーカップを中身をこぼさずキャッチ
するとか。

これも猫の力なんですかね。

ところで、アニメだけだとわかりづらい
シーンなんですが(鋭い方はわかるかも)
ここ、なんで羽川は阿良々木くんを
守ったのか。

どうせ治るんだから放っておけばいいのに

そうなんです、ついつい忘れてしまう設定
なんですが、阿良々木くんは吸血鬼なので
ちょっとした怪我ややけどなんかは
すぐに治ってしまうんです。

つまり直ぐに治ってしまうところを
見せないためにかばったわけですね。


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そんなこんなで育ちゃんから
失踪した育ちゃんズ母を
見つけてあげれば学校に行ってくれる
という良くわからない条件が提示された

またミステリーですか…
なんか急にミステリーづきましたね。
掟上さんの宣伝なんですかね。


そして語られる老倉育の想像を絶する半生
幼少期から続く虐待
思春期には両親離婚、母親の引きこもり
そして失踪。

そりゃ、育ちゃんじゃなくても
人格おかしくなりますし、壊れますし。
むしろ良くこの程度で済んでますね。

これを単純に怖いとか気持ち悪いで
片づけてしまうのは人としてどうかと。
まあ、あれですね。
精神疾患について少し調べることを
お勧めします。

虐待と精神疾患は密接にかかわり合って
ますからね。
疾患が無くても人格形成の大事な時期を
こんなめちゃめちゃな人生送ってたら
まともになる訳がないですし。


阿良々木くんは青春野郎ですし
正義感の塊だから、
自分が忘れていたことを棚に上げて
過去に逃避してる現実から逃避してる
老倉に説教かまして前に進ませようとする
かっこいいようなセリフを言って
しまってるんですが…

正直、どう考えても手遅れなんですよね
全ては終ってしまった事なんですから

もちろん、
物語的にはこれで正しいのだとは思います
けど私的には間違ってるように思えるし
阿良々木くんに嫌悪感を抱きました。


この後、蛇神になった撫子に
何もできなかったように。
その後の撫子と関わることができなかった
ように。
終ってしまった老倉育ちに
阿良々木暦ができることは
なにも無いように思うのですが…


ただ、都合よく解釈するなら
嫌よ嫌よも好きの内って事ですかね。
アニメはどちらかというと
この可能性を感じる演出でした。


と、少し個人的な主観が強く出てしまった
訳ですが、しかしですよ。
井上麻里奈さんの演技が見事でした。
今回一番の感想はこれです。

情緒不安定な育ちゃんらしく
語りながらグネグネ揺れ動く感情の渦を
とれも繊細かつ大胆に表現されていて
ほんと素晴らしかったです。


さて次回はそだちロスト其の惨ですかね?
答え合わせという所でしょう。
失踪したお母さんの行方はいかに?




(提供絵がwww)


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